建築学コース

建築学コース

将来、機能的で美しい建築・都市空間デザインの創造に携わるために、このコースでは建築構造、建築設備、建築環境などの「ものづくり」に必要な専門知識と、建築計画、建築意匠、建築史などの「建築デザイン」に必要な専門知識を習得し、設計製図などを通して「実践的なデザイン力」を習得します。

キーワード

国土、生活空間、建築物、社会基盤施設、防災・減災

養成する技術者像

「豊かな生活空間及び都市・建築の創造」「災害に強い社会基盤の建設と運用・維持管理」に関する知識・技術を習得し、安心と豊かさを実感できる国土、及び安全快適で環境と調和した社会基盤施設や建築物をつくれる、人間性豊かな技術者の育成を目指しています。

研究室紹介

建築構造研究室-新しい建築構造体の開発研究

建築構造研究室

建築物には、その形と内部空間を形成するための骨組みが必要です。その骨組みは建築構造と言い、建物の自重を支え、地震や台風に抵抗し自然災害から人命や財産を守っています。今や、住宅のための木造や鉄筋コンクリート構造、東京ドームのように膜とケーブルを使用した空間構造、高さ数百メートルの超高層構造など様々な建築構造技術が開発されています。当研究室は最新の建築構造帯の開発、構造計算理論の研究、そして古建築構造の謎の解明など先端的な研究課題に取り組んでいます。例えば、千年前の建築技術を参考にして、巨大な無柱空間を覆う1.5層立体トラスや純ガラス構造など、新しい建築構造体を開発しています。さらに、力学解析や載荷実験などの研究方法を用いて、これらの最新構造体の力学特性を解明し、その設計方法を立案しようとしています。そして、これらの最新構造体が、機能と強さの他に歴史・文化・思想を表現できる美しい形態になり、あるいは未来の建築構造体になるように努力しています。みなさんも未来の建築構造体の開発に挑戦してみませんか。